学会発表の良さ

2, 3月の時期になると研究室訪問する学生が多いですね。

研究室選びは大変重要で、人によっては今後の人生の分岐点になります。

研究室を選ぶポイントは人それぞれあると思いますが、今回は学会発表について取り上げます。

 

研究室選びの学生に伝えたいこととして、

【学会めっちゃ行きたい! でも研究したくない!】

って人は考えを改めましょう。そんな人はいません。

 

 学会発表とは

学会発表は主に学生が外部に研究成果を発表するところで、いわゆる大会みたいなものです。実際に発表の9割以上が学部生あるいは大学院生です。そのため、学会発表は研究する上で珍しいものではありません。

学会発表をしている学生は研究能力があると客観的に見ることが出来るため、就活する上で有利に働くことがあります。

 

 学会発表の良さ

学会発表は様々な良さがあります。

1つは研究業績として就活のエントリーシート (ES) やその他書類などに書くことが出来ます。特に製薬企業のESでは研究業績などを記載する欄があることがあるので、そこに学会発表の成果を書くことが出来ます。将来、製薬企業に就職したい方(特に研究職)は学会発表も経験しておくと就活に有利に働くかもしれません。

 

2つ目は他の研究者と交流が出来る点です。外部の方から研究のアドバイスを頂けることもあれば、他の研究者と交流することもあります。この機会は大変貴重なもので、筆者も積極的に参加している理由の一つでもあります。

 

 研究室によって学会参加の積極性が異なる

研究室によって積極的に学会発表しているところもあれば、消極的なところもあります。ですから、もし今後学会発表をしたい人は研究室訪問の際に教員あるいは学生に学会に行かせてもらえるか聞いてみてください。ちなみに、筆者の所属している研究室では全員学会発表目指します!っておそらく言われると思います。弊学の場合は研究業績リストをHPで見ることが出来るのでそこで確認しても良いかもしれません。

 

 最後に

学会発表は勉強になりますし、業績にもなります。しかし、発表するまでには研究を頑張り、そして成果を出す必要があります。また、発表準備も大変なので苦労します。

参加するまでが大変ですが、終わってみると行ってよかったなぁとなれるのが学会だと個人的に思ってます。

 

 

 

弊学の特待生制度について考察

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Introduction

弊学は6年生の薬学科のみで,入学者数は約240名である(1).1年間を春学期と秋学期の2つに分け,学期ごとに授業,定期試験および成績発表が行われる.成績が60点以上であれば単位認定となる(2).また,弊学は特待生制度を採用しており,前年度の必修科目と選択必修科目に該当する最終評定の平均値を算出し,成績上位者5名が対象である.6年次に関しては1–5年の成績を用いる.特待生のメリットとして,成績順位1位は授業料の全額,2–5位は授業料の半額が免除である.

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